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医療アプリケーション向けセンサ製品のご紹介

医療アプリケーション向けセンサ製品のご紹介

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コロナ前・コロナ禍に関わらず、過去より多くの医療機関で研究開発が続けられている医療機器分野において、血圧計/CPAP/HOT等在宅医療でも用いられる機器をはじめ, カテーテルや内視鏡といった、患者の身体負荷を軽減させる医療アプリケーションは一つの重要な製品となっています。

その要素技術に必要不可欠なものが、「バイタルサインの検知」であり、そのセンシング技術には、医療機器の発展に合わせて新たな課題解決が要求され、多くのセンサメーカで様々な技術的アプローチ・製品の提案がされています。

弊社では医療アプリケーションの発展に寄与すべく、医療分野での活用が期待できるセンサ製品の取り扱いを2014年に開始致しました。

弊社が代理店を務めるAmphenol 社は、この分野で長い歴史とノウハウを持つ北米のブランド「NOVA Sensor(*1)」, 「Thermometrics(*2)」をグループ傘下とし、Advanced Sensors 事業部として, 医療分野で市場実績から蓄積された経験をもとに 温度・圧力等のセンシング技術・サポートを多くの国内外の医療メーカに提供しています。

下記にてAmphenol Advansed Sensors事業部の中核を担うブランドについて紹介いたします。

 
 

Themometricsブランド(温度センサ/複合センサ)

Thermometrics ブランドは90年以上の歴史を持つサーミスタメーカであり、サーモダイリューション法をはじめとしたカテーテル上での極小サーミスタAssy を大手カテーテルメーカ様に提供しています。弊社ではセンサ素子新規開発からリード線サブアセンブリ、カスタムパッケージまで提供、提案、サポートさせて頂きます。(*3)

サーミスタ製品一覧はコチラ
 
 

Nova Sensorブランド(圧力センサ)


NOVA Sensor ブランドでは、自身で特許を持つバルクMEMS技術がその基板であり、医療分野では「血圧トランスデューサ」用の圧力センサ( NPC100シリーズ) では世界シェアNo.1 (*4)を誇っています。

また、人間の呼吸圧での感度を向上させるノウハウを圧素子に反映した圧力センサ “NPA” シリーズは、現在複数の大手CPAP / HOT メーカ様で採用の実績があります。近年ではセンサの極小化技術にも力を入れており、カテーテル・ガイドワイヤー上での実装を想定した”P162″ “P330” シリーズは、国内外でもIABPや脳静圧測定, その他のアプリケーションで採用実績を伸ばしています。

圧力センサのビジネスサポートレベルとしましては、センサ素子新規開発からカスタムパッケージまで幅広くサポートさせて頂きます。(*3)


NPC10X製品ページ


P330製品ページ

上記の「温度」「圧力」にとどまらず、「CO2ガス」や「湿度」といったような、やはり医療アプリケーションで必要とされる物理量への対応もできるラインナップを拡充しており、日本国内においては、Amphenol社と弊社の相互協力の元、その技術内容の提供やアプリケーションへの最適化等、製品販売だけでない付加価値を付けたサポート力を増強していく方針です。

>>圧力センサ製品一覧はコチラ

各種センサ製品の性能、応用例などをご紹介した資料がダウンロード頂けます




 

技術情報監修

原 研史 氏
Sensor Product Specialist for Asia Region

Amphenol Advanced Sensorsは、温度・圧力・湿度・ガスでの高度なセンシング技術を各市場でのアプリケーション向けにカスタマイズしたソリューションを提供するセンサーメーカとして顧客との密接な連携によるより最適な最終製品を立ち上げることで独自の付加価値を生み出しています。原氏はAdvanced Sensors 事業部にて、日本およびアジアの顧客での自動車・医療・産業業界のセンサー製品の技術サポートを主軸に現在は営業面の対応も実施されています。

この記事を書いた人

高田 悠以(たかだ ひろい)
株式会社エスエムアイ 代表取締役
愛知県生まれ。名古屋外国語大学卒業後、シアトル留学を経て株式会社エスエムアイに入社。
医療用絶縁トランス、スイッチング電源、ACアダプター、DC-DCコンバーター等 電源製品の開発営業として勤務。日本のモノづくりを愛し、「お客様のお客様を満足させる事が真の顧客満足」をモットーに営業活動に従事。2018年に株式会社エスエムアイの代表取締役に就任。
本コラムに掲載している情報は、株式会社エスエムアイの調査/収集した情報を共有する事を目的としております。掲載にあたり内容に間違いがないかできる限り注意を払いましたが、内容についていかなる表明・保証を行うものではありません。実際に機器設計や電源選定を行う際は、当資料の情報に全面的に依拠せず、最新の法令・規格・技術情報をご確認下さいますようお願い申し上げます。
*1&2:旧メーカ名
*3: ビジネスの条件による
*4:2021年現在、AAS社調査結果による
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